高品質な食品機械・製菓機械・食品機械の製造を得意とするAICHIが開発した焼き菓子製造機、「マルチDORA」の特長についてご紹介します。
タッチパネルで簡単操作
いくら機能性に優れた食品機械でも、操作が複雑で使いこなすことが難しければ、美味しい製品を安定して作りだすことはできません。
マルチDORAは細かな操作がわかりやすく、設定もしやすいタッチパネルを採用。
導入したその日から、誰でも簡単に同じ品質の焼き菓子を作ることができます。
一枚銅板でムラなくきれいな焼き色に
マルチDORAの最大の特長は、円盤状の一枚銅板。銅板につなぎ目がなく、熱が全体に均一に伝わるので、焼き色にムラを出さずに、どら焼きなどの焼き菓子を大量生産できます。
また、充填量・銅板温度・焼成時間を一定に保つことができるため、その日の生地の状態に合わせて最適な焼き方を微調整することも可能です。
小さな店舗・店頭実演でも活躍
マルチDORAの最大生産枚数は1時間あたり500個です(80φで90秒焼成の場合)。
この数字は量産型の大規模な機械に比べると少ないですが、機械の大きさを考慮れば、性能は決して劣りません。
機械を小さく作っている理由は、銅板のつなぎ目をなくすためです。
銅板上を均一な状態に保てるので、生地と生地の間隔を限りなく近づけて作ることが可能。
火床のスペースに無駄ができません。
小型機械なので、小さな店舗の焼き菓子製造や店頭の実演販売でも活躍します。
熱源 | ガス式2連 | 電気式2連 |
生産能力 | MAX 1400枚/H(φ80 70秒焼成) | |
電気容量 | 3相200V0.3kw (本体0.1kw デポジター0.2kw) |
3相200V11.9kw (本体0.1kw デポジター0.2kw) |
ガス容量 | 14860kcal/H | |
上火 | 遠赤外線シュバンクバーナー 2180kcal/H×2基 |
セラミックヒーター 0.8kw/H×2基 |
下火 | ユニバーサルバーナー 3500kcal/H×3基 |
サーマリンクヒーター 2.5kw/H×4基 |
温度制御 | 手動によるバルブ開閉 | ボリュームによる調整 |
操作パネル | グラフィックタッチパネル | |
生地充填方式 | φ32-ロピストン方式(水冷) | |
充填量 | MAX80cc | |
ホッパー容量 | 19L or 38L | |
銅板寸法 | 10t×φ1000×φ500 | |
オプション | 中花種用シャッタバルブ・鮎用ノズル・三つ葉用ノズル 他 |